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360度視界・モーション装置付きドライビングシミュレータ
ドライビングシミュレータ

創想館地下の実験室に,自動車運転に関連する実験研究で利用しているドライビングシミュレータ(DS)を所有しています.このドライビングシミュレータは実車1台を含んでおり,車室内の環境は実車とほぼ同様で運転操作はAT車と同様な手続きになります.DSは360度視界を有しています.ミラー類は液晶モニターではなく,実車と同じミラーを利用しており,ドライバーは偏光フィルムを通じてミラーに映った後方の映像を見ることになります,車体下には6自由度電動モーション装置を装備しており,走行DS解説図時の路面振動や路面の継ぎ目(ジョイント部)通過時の振動などを再現しています.
現在,所有する映像データベース(走行用CG映像)として,代表的なものは次の通りです.
・仮想市街地(標準市街地,新市街地)
・仮想高速道路
・関内・みなとみらい地区
・首都高速3号・6号(向島ランプ付近~都心環状内回り~渋谷付近,高樹町付近~都心環状外回り~両国JCT付近)
・首都高速4号線(幡ヶ谷付近~三宅坂JCT付近,三宅坂JCT付近~幡ヶ谷付近)
・首都高速大橋JCT
・首都高速中央環状新宿線西新宿JCT
・東名高速道路(御殿場付近~吾妻山トンネル入口付近)

現在では,高低差は反映できませんが,ある程度,自由に道路環境を作成することができます.
 
トラフィックシミュレータ
トラフィックシミュレータトラフィックシミュレータ(TS: Traffic Simulator,交通流シミュレータ)として,TSS社のAIMSUN NG 6.0を利用しています.関内・みなとみらいの映像データベースでは,このTSをDSと連接させて,TSで生成した交通状況において,任意の車両をドライビングシミュレータに割り当てることができ,TSで再現した様々な交通状況をDSに乗ったドライバーが模擬体験することができます.
 
コ・モビリティシミュレータ
コ・モビリティ・シミュレータ塾内に設置されたコ・モビリティ社会研究センターにて,本塾大学院政策・メディア研究科,理工学研究科を中心に研究が進められた「コ・モビリティ社会の創成」の研究プロジェクトにおいて2008年に導入したシミュレータで,創想館地下の実験室に所有しています.このプロジェクトでは,小型で自動運転の1人乗りの電気自動車におけるヒューマンファクターの分析やHMIの設計・評価を,様々な交通場コ・モビリティ・シミュレータ面や移動文脈を対象に実施しました.また,コ・モビリティ・シミュレータは,特定の映像データベースにおいてDSと連接させることが可能であり,コ・モビリティ・シミュレータの乗員とDSを運転するドライバーが同じ仮想空間内で乗員とドライバーがインタラクティブに影響を及ぼし合うことが可能です.
 
シールドルーム
シールドルーム創想館地下の実験室に,脳波計測や生体信号計測の際に使シールドルーム用するシールドルームを所有しています.シールドルーム内には,ディスプレイや反応装置・操作装置などが設置されている他,数種類の計測機器(脳波計測機器×2,生体信号計測装置(心電,筋電,呼吸,温度,指尖脈波,皮膚反射電位等)×2)を選択して利用することが可能です.
 
簡易シミュレータ
Forum8製のシミュレータForum8製のシミュレータ24棟の実験室に,Forum8製のシミュレータを所有しています.研究目的に応じて,このシミュレータを利用しており,高低差も含めた自由度の高い道路環境の作成が可能です.
 
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